簿記ネット試験で桁ミスを防ぐための2つの施策

2020年12月から簿記検定にネット試験が導入されました。

紙タイプの試験とは配点、試験時間、出題スタイルまで異なるので、全く別のテストが誕生した、と思っておくといいでしょう。

 

さて、ペーパー試験に慣れてきた方に注意点が1つ。

それは、

数字の桁数の打ち間違い

です。

 

簿記のネット試験では、最後の最後で数字の桁を間違えて失点する、というケースが後を絶ちません。

ネット試験では、パソコンのキーボードで数字を入力していくんですが、実はこのキーボードでは、

電卓とは異なり、入力中にカンマが表示されません。

それゆえ、自分が何個0を入力したか分からなくなる、という事態がたびたび発生します。

ネット試験において、数字の桁数の打ち間違いを防ぐためには、

0を叩く回数を心の中で数えながら、リズムよくうつ

といった工夫が必須。

 

例えば、「1,000,000」をうちこむシチュエーションを考えてみます。

この際、数字入力中はカンマが一切表示されないので、

いち、に、さん、よん・・・・・

と0を数えながら入力し、0の数が6になったな、と思うところで入力を停止します。

 

ただ、唯一の救いは、数字の入力後には自動で数字にカンマが表示されることですね。

「1,000,000」を打ち込んでいる最中は「1000000」と表示されてカンマはどこかに隠れていますが、入力を確定させると、

1,000,000

とカンマありで出てきます。

 

ゆえに、ネット簿記試験で凡ミスを防ぐためには、

  1. 入力時は桁数を心の中で数える
  2. 入力完了後にカンマの位置を必ずチェック

という2段階の施策を重ねれば、もったいないミスを防げるでしょう。

ぜひテスト本番の現場でお試しください。

 

それでは!

Ken

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。