カラーコーディネーター検定スタンダードの難易度・合格率は??
カラーコーディネーター検定で気になるのが「難易度」「合格率」です。
一体、この検定はどれほど難しいのでしょうか。
今日はカラーコーディネーター検定(スタンダードクラス)の合格率・難易度に迫ってみます。
合格基準
まず合格基準から。
カラーコーディネーター検定ではスタンダードもアドバンスも、
100点中70点で合格です。
どんな出題内容であっても、70点取れば合格です。
テストの難易度に合格基準は左右されません。
このことから推測できるのは、試験内容は大体毎回同じということ。
ある試験回が特段難しいと、合格基準もそれに応じて変更しなければなりませんから。
合格率はどれくらい?
公式情報によると、カラーコーディネーター検定の合格率は次の数値が出ています。
回 試験日 クラス 受験者(人) 実受験者(人) 合格者(人) 合格率(%) 第49回 11月29日(日) アドバンス 1,304 1,115 561 50.3 スタンダード 4,575 4,210 3,044 72.3 年度合計 アドバンス 1,304 1,115 561 50.3 スタンダード 4,575 4,210 3,044 72.3
スタンダードクラスは実に
72.3 %が合格!!
10人中7人が合格している計算です。
「なんだ、7割合格する簡単なテストかあ」
と思うかもしれませんが、油断することなかれ。
10人3人は落ちているのです。
カラーコーディネーター検定スタンダードクラスのどこが難しいのか?
それでは10人中3人はどこで苦戦していたのでしょうか。
受験後に送付されてきた合格表をもとに、スタンダードクラスの難所を考えてみます。

各設問の平均点から、他の受験生が苦戦していたパートが浮き彫りに!
それは次の3パートです。
設問番号 | 平均点 | 出題内容 |
---|---|---|
8 | 6.4 | 光が見える仕組み |
5 | 6.7 | 配色を考える |
4 | 6.9 | 配色を考える |
以上の設問は10点中6点台の平均点。合格ラインを下回っています。
問8のように「科学的な内容」、配色という「色の仕組みを理解して運用する」実践パートの平均点は低かったのです。
一方、平均点が高かったのが
設問番号 | 平均点 | 出題内容 |
---|---|---|
2 | 8.8 | 表色系 |
3 | 8.4 | 色名 |
10 | 8.7 | カラー × ビジネス |
でした。
これらの内容はしっかり対策されているためか、平均点は高かったようです。
おそらく、これはカラーコーディネーター検定に興味がある方が興味があるであろう内容。
しっかり学習していたパートは平均点が高く出ていたのでしょう。
以上のようにスタンダードクラスの合格には、
苦手ジャンルを作らないこと、が最善の一手です。
- 奥が深く理解に時間がかかる内容
- カラーと関係なさそうな科学的な内容
もスルーしてはいけません。
すべての内容を満遍なく対策しましょう。
スタンダードクラスに興味がある方は、一発合格してきた勉強法も参考にどうぞ。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。
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