これから簿記を勉強する初心者の方は、まずは電卓を用意せねばなりません。
暗算が得意な方は電卓はなくても構いませんが、やはり複雑な応用問題になってくると、事情は変化します。
電卓のおかげで正確な計算ができるので、必ずや、重宝するはず。
そこで今回、無事に簿記のネット試験3級に合格してきたわたしが活用した電卓を紹介します。
簿記初心者におすすめの電卓「CS-S952X」
わたしが選んだのがシャープの「CS-S952X」です。

12桁表示できる
まずはこれですね。
簿記の電卓を選ぶ際に気をつけたいのが、その表示の桁数です。
簿記3級なら「8桁ぐらい」表示できれば対応できるんですが、さらに上級の「2級」「1級」では「1億の位」、つまり「12桁の計算」が必要になってきます。
そこで、簿記を3級で終わらせず、今後も高みを目指したいならば初心者の段階でも「12桁」に対応した電卓を揃えることをオススメします。
「CS-952X」も12桁に対応していますので、入門の3級、およびその先に進むことも可能です。

文字が大きくて見やすい
そして、文字が大きくて見やすいことも特徴の1つ。
数字の大きさを計測してみたところ、
およそ 2 cm
ありました。

また、各キーも大きく、そこに表示される文字ももちろん大きいです(およそ 1 cm)。

老眼に悩んでいる「近くが見えにくい」という方も扱いやすいのがこの電卓なのです。
静音
そしてなんといっても、キーを打つ音がうるさくないのが気に入っています。
試験中、静かに計算できるので、自分のキータッチ音で多受験者を妨害せずに済むんですね。
静かに打てる電卓を使っていると、なぜか優越感を感じてしまうのはわたしだけではないはず。

そろりそろりと、優しく打てるのがCS-952Xの特徴です。
キーの間隔が広い
そしてこれですね。
キー1つ1つの間隔が広くて打ち込みやすいのです。

誤って隣のキーを押してしまうミスは起こりにくいです。
手のサイズにぴったり
これは個人的なことなんですが、手の大きさにCS-952Xの大きさがジャストフィット。
CS-952Xの大きさは
縦191 mm 横 132 mm
ですが、

手を置いてみると見事にぴったり。

手のひらがすっぽり収まる大きさであり、全てのキーを片手1本で打てるのです。
キー同士の間隔も広く、余裕を持って数字や演算子を打てます。
簿記に必要なコマンドが揃っている
そして、簿記に必要なコマンドも揃っています。
『超スピード合格!日商簿記2級・3級電卓操作マスターブック』によれば、
- メモリーキー
- グラウンド
という2つのキーは簿記に必須で、このCS-952Xにもそのキーたちは備わっています。
わたしはまだ3級を突破したばかりであり、まだこのキーを使うレベルまでに至らないんですけどね。今後、使うかもしれません。
うち心地が良い
後もうこれ、キーを打つ感覚が心地いいのです。
ソフトで柔らかく、まるで電卓に手を包まれている感覚、とでもいいのでしょうか。
これは電卓の実物を打ってみるまではわからないと思いますが、この打ち心地が購入を決心した1つの要因であることは間違いありません。
軽いので持ち運びやすい
軽く設計されています。
質量は公式データによると「399g」。
片手のひらにすっぽりと収まるぐらい大きい割に、質量は小さくて助かりました。
簿記試験はまだまだ自宅で受けるスタイルには至っていませんので、試験会場に電卓を持ち込まなければなりません。
電卓は軽いほうがいいに決まっています。
すべらない
そして、電卓の裏には4つのゴム製ストッパーが付いています。

よっぽどのことではない限り、電卓が横滑りすることはありません。
この機構のおかげで、まだ1度も試験中に滑ったことはないのです。
以上、簿記で活用した電卓「CS-952X」のレビューです。
この計算機と共に簿記3級の学習をすすめ、無事に何とか簿記3級の合格を諦めずに走りきることができましたので、感謝の念しかありません。
ただ、電卓選びに関しては、
実物を触ってみるに限ると限ります。
実際にその電卓に触ってみて、数字を打って、初めて自分に合うかどうかわかります。
気になる電卓があったら、お近くの家電量販店に出向き、実物に触れて納得した上で購入してみてください。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。
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