食生活、食文化を満遍なく学べる検定試験「食生活アドバイザー」。
このテストを受験するきっかけはなんと姉でした。
彼女は食生活アドバイザーを受験したことがあるらしく、
「試験会場いってみたら、びっくり。あんなに受ける人が多いと思わなかったよ」
と感想を数年前に漏らしていた記憶が、頭の片隅に残っ残り続けていたのです。
そこで姉がかつて受験した「食生活アドバイザー」の実態を調査するため、実際に3級を受験し、無事に一発してきました。
ここではその勉強方法を記しておきます。
食生活アドバイザー3級の勉強方法
およそ以下の通り。
勉強時間
勉強時間はわずか2週間でした。
同時期に検定試験を複数申し込んでしまった結果、食生活アドバイザーにかけられる時間は多くありませんでした。
ただ、試験終了後に振り返れば「2週間」という対策時間は超妥当。
勉強がダレませんでしたし、勉強時間が足りなさすぎることもなかったです。
2週間のタームでは毎晩寝る1時間前に食生活アドバイザーの勉強を継続してきました。
利用したテキスト
わたしが活用したのは公式の『食生活アドバイザー®3級公式テキスト&問題集』です。
大型書店で食生活アドバイザー3級のテキストを査定した結果、公式テキストがわかりやすかったことが判明。
情報がうまく整理されていた感が伝わってきたので、迷わず公式テキストを採用しました。
試験業界では「公式テキストが分かりづらい」のが当たり前で、公式のお粗末さを補うため、各出版社が対策テキストを発売しているのが実態です。
しかし、食生活アドバイザーに関しては公式テキストがわかりやすく良質。
どうして他社の参考書を買う気になりましょうか?
勉強方法
公式テキストを10分で1周します。
ただし、1周目はじっくり読むのではなく、各ページの太字・見出しだけに目を通します。
最初から最後までページをめくって内容を確認することにより、内容を完全理解せずとも、全体像を把握できるメリットがあります。
そして2周目はしっかり精読していきます。
ただし、各章末に設けられた模擬問題はスキップ。
あくまでも知識のインプットだけに専念し、2周目は精読に専念するのです。
この精読の段階でわからない箇所が出てきても、気にすることはありません。
とりあえず先に進むことを意識します。
そして、精読2周目は勉強開始1週間で終わらせます。
残り1週間では、これまでスキップしてきた模擬問題に挑戦。
公式テキストでは各章末に模擬問題が設けられていますので、ここで問題を解いていくのです。
公式テキストの模擬問題が優れているところは、解説が充実している点。
それに加え、間違えた箇所をテキストで復習しやすくなっている工夫です。
テキストの解説では、正答するために必要な知識のページが何ページに書かれているのかを親切に教えてくれます。
例えば、
参照 P.62
のようにです。
それゆえ、演習中に間違えたり、全く手も足も出ない問題にぶつかったとしても問題ありません。
都度、式テキストで内容を確認でき、つまずくことはないでしょう。
公式テキストに収録された問題集を解いたら、最後に過去問演習に移ります。
こちらの記事も書きましたように、食生活アドバイザーの公式の過去問は本屋では販売されていません。
主催者のFLAネットワーク協会と直接やり取りする必要があります。
公式情報によると、過去問の取り寄せには「1週間から10日程度」かかると書かれていますので、お時間に余裕を持って手に入れておくことをおすすめします。
この過去問題集には、過去4回分の問題(2年度分)がジャンルごとに収録されています。
ゆえに、問題集を上から順番に解いていく必要はなく、苦手ジャンルにフォーカスして補強できるのがこの過去問題集の良いところです。
各ジャンル、30から40問収録されています。
わりと膨大な問題数が収録されていますので、わたしは全問題をとく余裕はありませんでした。
そこで、まずは全ジャンルを10問ずつ解くようにし、まんべんなく問題演習数を増やします。
その後、苦手ジャンルだった「ウェルネス」「おもてなし」「買い物上手」はさらに10問追加で問題演習。
このコンディションで本番を迎えることになりました。
過去問題集にはありがたいことに、解説もついています。
間違えても都度復習できるので問題ありません。
失敗すればするほど学びになる問題集でした。
解説でもわからない場合は、公式テキストで確認しましょう。
公式テキストの巻末には索引がついています。
辞書のようにキーワードを弾けるので知識の復習にもってこいです。
はい、これでテスト本番を迎えましたが、無事に合格して帰ってくることができました。
以上は受験者一個人のわたしの勉強方法ですので、読者の方にぴったり当てはまるか分かりません。
以上の情報を参考にした上で、ご自身の勉強方法を編み出してみてください。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。
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