先日、ファイナンシャルプランナー3級(FP協会)を受験してきました。
簿記3級ネット試験に苦戦しすぎ、学習スケジュールは大乱れ。
くそ短期間決戦になりました。
ただ、神の取り計らいもあって一発合格。

- 学科:43点
- 実技:65点
という合格ラインすれすれの成績でございましたが、目標の「合格」を短期間でもぎとれたことに満足しております。

【FP3級】2週間の対策で一発合格できた勉強法(FP協会編)
今日はそんなわたしの勉強方法を紹介します。
勉強期間
先ほど申しましたように、対策は本番2週間前から。
当初は1ヶ月の準備期間を想定していましたが、簿記の沼にハマってスケジュールは大幅に後ろ倒しになったのです。
基礎知識インプット
1週間目で基礎インプットを図りました。
使ったのは『みんなが欲しかった! FPの教科書 3級』です。
大型書店で物色した結果、最もシンプルで要点が整理されている、と感じ取りました。
この1冊を読むことで、FP試験には「FP協会」「金財」による2種類があり、実技試験は人前で実演するわけではない、と気づきました。
心掛けていたのはとにかく1週間で1周すること。
全くのFP初心者だったこともあり、全体像の把握が最優先だったのです。
なんとか予定通り、ギリギリ1週間で1周に成功。
各パートに演習問題が設けられていましたが、そんな余裕はありません。
よくわからない難解ワードが出現してもお構いなし。
とりあえず読み進めることを第1優先としました。
そして、ありがたいことに
FPの学習はどの単元から始めても構いません。
- ライフプランニング(年金、貯蓄)
- リスクマネジメント(保険)
- 金融資産運用(投資)
- タックスプランニング(税金)
- 不動産
- 相続
という6単元から構成されますが、興味のわく分野から始めてもいいのです。
わたしは個人事業主を5年やっていたこともあり、タックスには自信がありました。
ゆえに、タックスから始めることに。
タックスで波に乗った後、興味が想うままに読み進めました。最終的に、
- タックスプランニング(税金)
- 不動産
- 相続
- 金融資産運用(投資)
- ライフプランニング(年金、貯蓄)
- リスクマネジメント(保険)
という順番で学習しました。
以上のように、出題内容は広いですが、どこから始めても理解できる特性がございます。
小説でいうならば短編集ですね。
ご自身の興味に合わせてテキストを読み進めてください。
過去問演習
基礎インプットが終わったら、後は過去問題演習を繰り返すだけ。
ありがたいことに、
主催者が過去問を超オープンに公開してくれています。
公式ページからPDFファイルをダウンロードできるのです。
「実技」も「学科」も完全公開されており、合計10回分PDFファイルを入手できます。
ただし、1つだけ問題がありまして、
解説がないこと。
「なぜそうなるのか」は自ら考えねばなりません。
わたしは過去問のPDFをダウンロードし、デジタルペーパー「DPT-RP1」上で閲覧しました。
しかしながら、基礎テキスト1周では問題は解けません。
模範解答だけでなく「丁寧な解説」が必要でした。
間違えても軌道修正できませんからね。
そこで活用したのが「FP3級ドットコム」です。
広告収入で賄われている最強の無料サイト。
過去問題はもちろん、解答もカバーしていますし、何より、
解説が「丁寧に」ついています。
この神サイトを活用すれば、解説付き問題集は必要ありません。
わたしはPDFファイルで問題を閲覧し、解答と解説は「FP3級ドットコム」を参照しました。
ただし、やはり間違える間違える。
テキストを1通り読んだだけですので、正答率は驚くべきほどに低く、20〜30%だったと思います。
ただし、わからない箇所は「FP3級ドットコム」の解説を読んだり、『みんなが欲しかった! FPの教科書 3級』の索引からキーワードを参照し、知識を都度復習しました。
演習を重ねるにつれ、正答率は高まり、なんとか本番まで合格圏内に滑り込めました。
特にFP協会の「実技」においては過去問が有効でした。
なぜなら、実技試験の出題パターンが限られているからです。
ぶっちゃけ、どの過去問を見てもだいたい同じ。
本番でも型にはまった問が出題されたのです。
実技に苦手意識を持っているならば過去問演習をおすすめします。
結果的に「2021年1月」の過去問から、2019年9月まで計3回分の「学科」と「実技」を解きました。
時間の関係から、2019年9月の第4回目の問題は「学科」のみ、でしたけどね。
今回、2週間でFP3級に一発合格できたのは、
インプットを最小限にし、本番に近いアウトプットに時間を割いたこと
が功を奏しました。
合格率を上げるためには、本番形式に近い問題を繰り返すべきである、と今回の経験から痛感しました。
以上の勉強方法を参考にしつつ本番に臨んでみてください。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。
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