ハングル検定5級一発合格勉強方法

 

先日、ハングル検定5級を受検してきまして、無事に一発合格。

合格点60点から23点上回る優良なスコアで着地できたのです。

 

 

(平均点80点に限りなく近かったんですけどね・・・・)

 

ハングル検定5級一発合格勉強方法

この記事では、わたしのハングル検定5級の勉強方法を紹介します。

 

韓国語の学習歴

ハングル検定は、韓国語の試験でございます。

勉強方法をお伝えする前に「韓国語の学習歴」を告白せねばなりません。

 

じつは、過去に1ヶ月だけ韓国語を学んでいたとされる時期がありました。

あれはもう10年近く前になる大学生の頃です。

全く専攻に関係ない韓国語を選択科目で履修しました。

 

しかしながら、全く専攻に関係なかったことも影響し、3ヶ月に及ぶ前期コースをわずか1ヶ月で離脱。

ハングルの音の特性についていけなかったり、単語が全く覚えられず、文の意味が理解できなかったりしたからです。

こういった経緯もあり、今回のハングル検定5級への挑戦は、10年前に1度挫折した韓国語学習をリバイバルさせる目的もあったのです。

韓国語を1ヶ月だけ学んだ過去がございましたので、ハングルの読み書きはなんとなくわかる状態からのスタートでした。

 

学習期間

対策期間は1ヶ月。

語学をゼロから入門レベルまで持っていくのは容易ではないとわかっておりましたので、長めの対策期間を設けました。

また、1度離脱した言語であることもあり、舐めずに手厚く対策することに。

わたしと同じく初級レベルの学習歴をお持ちの方は、1ヶ月は十分な対策期間だと思います。

 

使ったテキスト

メインで利用したテキストは『学ぼう韓国・朝鮮語(入門・初級編)』でした。

なぜなら、これ、わたしが大学生の時に使っていたテキストだからです。

 

「また、いつの日か、韓国語を再学習する時は来るかもしれない」

と思い、テキストだけは保管してあったのです。

MOTTAINAI精神が勝り、今回の対策でも10年前のテキストを活用しました。

 

このテキストは韓国語の初歩の初歩から解説してくれます。

ハングルの読み書きから、基礎文法まで完全網羅。ハングル検定5級の対策に十分なレベルです。

 

しかしながら、10年経ってもテキストブックの難易度は変わらないものです。

2週間かけて読み始めましたが、わたしが到達したのは17課まで。

18課へ進もうとすると、突如理解が及ばなくなりました。それに加え、音声CDの朗読スピードも突如猛加速。

テキストの難易度についていけず、ここで離脱することに。。

「テキストへの書き込み」もここで途絶えていましたので、大学生の時もここでドロップアウトしたのでしょう。

テキストの内容はすこぶる良質でございますが、17課以降のレベルアップで振り落とされる方は一定数いるでしょうね。

ただ、ハングル検定5級の突破という観点においては、17課まで読んでおけば問題ありません。

 

さて、この基礎テキストの17課まで取り組んで気づいたのは、

韓国語の語彙力のなさです。

韓国語の文法は、日本語の文法とかなり類似しており、日本語話者ならば韓国語文法は難しくありません。

 

しかしながら、韓国語の単語は日本語話者にとっては難易度が高いです。

ハングルという特殊記号に意味を持たせて覚えなければなりません。

これこそが、韓国語の壁だったのです。

 

そこで取り組んだのが、ハングル検定5級の過去問から頻出単語を抽出して単語帳を製作する勉強方法です。

ハングル検定5級の過去問を、8年分かき集めて分析する取り組みを始めました。最新の2021年度版から2014年度版までです。

リスニング・リーディングで出現した単語を1つ1つカウント。

ハングル検定5級で出題されやすい単語を分析しながら読み進めました。

その結果、ハングル検定5級の過去問から「400語強の単語」を抽出することに成功したのです。

それをまとめたスプレッドシートを本番までに見返しながら単語力補強をはかりました。

 

結局、テスト本番までに

  • メインテキストによる基礎インプット
  • 過去問からの単語分析

という2軸で学習を進めました。そして、最後の最後の前日刺激に、まだ分析していなかった2018年度の問題を1年分解いて、本番を迎えました。

 

ハングル検定5級合格のカギは「単語」にあり

以上のように、わたしのハングル検定5級の合格勉強方法は少々トリッキーでございます。

基礎インプット2週間、過去問分析による単語増強に2週間、そして直前の過去問刺激。

これでなんとか合格できました。

 

今回の経験から判明したのは、日本語話者にとって韓国語学習の鍵は「単語の暗記」であること。

ほんと、これに尽きます。

韓国語の文法は驚くほどに日本語の文法と類似していますので馴染みやすいです。

しかしながら、韓国語の単語は表記も異なりますので時間を割くべきだったのです。

この「単語の壁」さえ乗り越えてしまえば、ハングル検定5級の合格は見えてきます。

ハングル検定5級の合格を取っ掛かりにし、韓国語学習の世界に入門していきましょう。

 

電子書籍のお知らせ

今回、ハングル検定5級の過去問から抽出した頻出単語を出る順にまとめた単語帳を出版しました。

本書には400語強の単語が収録されています。

ハングル検定5級に出る順で紹介していきます。

そして最後に単語テストを

  • 韓国語→日本語
  • 日本語→韓国語

という2通でおこなえる構成にしました。

ハングル検定5級の単語に課題を抱えている方はぜひ活用してみてください。

 

それでは!

Ken

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