ITパスポート表計算ソフトの複写について【相対参照と絶対参照の違い】

ITパスポート表計算でおさえたいのが「セルの複写」です。

 

複写とは?

「複写」とはズバリ、

セルをコピー(複製)して、他セルでペースト(貼り付け)すること

です。

これによって、

コピー元のセル値を複製できるのです。

 

例えば「5」が入ったC2をコピーし、C6にペーストしたとします。

この場合、コピー元の「C2」に入っていた「5」がC2にも入ります。

 

相対参照とは?

なるほど、複写の概要はわかりました。

この複写を語る上で知っておきたい重要事柄に、

相対参照

があります。

ITパスポートの機能説明によると、

元と複写先のセル番地の差を維持するように, 式中のセル番地を変化させるセルの参照方法を相対参照という。 この場合, 複写先のセルとの列番号の差及び行番号の差を, 複写元のセルに入力された式中の各セル番地に加算した式が, 複写先のセルに入る。

と書いてありますね。

つまりは、

式に含まれるセル番地を、複写元と複写先のセル番号の差に合わせて変化させること

です。

デフォルトで何もしないと相対参照です

 

 

例えば「A2」に「A3+5」が入っていた時、A2をC2にコピーしたとします。

するとC1に入るのはコピー元の「A3+5」ではありません。

式に含まれていた「A3」がずれるのです。

そのズレ方は適当ではなく、

コピー方法「A → C」と連動して「2列」ずれるんですね。

結果的に「C1」にはセル番地「A3」が2列ずれた「A3+5」が入ります。

 

セル番地以外の数値「5」はそのまま

 

絶対参照とは?

以上のように、何もせず複写すると相対参照になります。

ただ時として、相対参照させたくない時もありますよね。

つまりは「コピーしてもセル番地を動かしたくない時」です。

 

そういう時は「絶対参照」を活用します。

ITパスポートの機能説明によると「絶対参照」とは

セルを複写する場合で, 複写元のセル中にセル番地を含む式が入力されているとき, そのセル番地の列番号と行番号の両方又は片方を変化させないセルの参照方法を絶対参照という。絶対参照を適用する列番号と行番号の両方又は片方の直前には “$” を付ける。

と書いてあります。

換言すれば、

相対参照の発動を阻止できるのが絶対参照なのです。

 

絶対参照にしたい場合、セル番地に「$(ドルマーク)」を付けます。

「$」はセル番号の中の

  • 文字

のどちらにつけても構いません。つけたいものの「左に」つけてください。

片方でもありですし、文字と数字の両方につけることも可です。

 

例えば「A1」を「$A1」と表記したら「Aのみ」絶対参照に。

一方で「A$1」だったら「$」がついている行の「1のみ」が絶対参照になるわけです。

 

もちろん、文字と数字の両方に$をつけても構いません。

A1ならば

$A$1

となり、文字・数値をともに動きません。

 

例えば、A2に「$A3+5」が入っていたとします。

「$A」となっている点にご注目ください。列番号Aに絶対参照を適用していますね。

列番号はセルを複写しても動きません。

A2を2列先のC2に複写しても、セル番地「$A3」はそのまま。

結果的にC2にもA2と同じ「$A3+5」が入るはず。

 

 

行を絶対参照にしても考え方は同じです。

B$3+5

が入ったA2をA5に複写したとします。

A2からA5は3行ズレているので、式に含まれるセル番地「B3」はずれるかな・・・・と思いきや、です。

今度は行番号「3」に絶対参照がかかっていますね?

ゆえに、行番号3はどうひっくり返しても動かず、A5に複写しても、

B$3+5

はそのまま複写されます。

 

以上です。

ここで紹介した内容をもとに、表計算ソフトの「絶対参照」と「相対参照」の違いを押さえた上で学習してみてください。

 

それでは!

Ken

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