日本語教育力を計測する「日本語教育能力検定試験」。
現役教師はもちろん、教師志望者も受験する総本山的な試験です。
このテスト、年1回1勝負でありながら、その申し込み方法はあまりにも複雑でした。
日本語教育能力検定試験の申し込み方法
ここではその申し込み方法をまとめておきます。
願書を購入
まずは願書を購入せねばなりません。
残念ながら2021年でもネット申し込みは対応していません。
どうにかしてこうにかして、紙の願書を手に入れましょう。

願書セットには、
- パンフレット
- 願書本体
- 振込用紙
- 発送用封筒
が同封されています。

願書の購入場所は次の2箇所。
- 凡人社の公式ページ
- 一部の本屋
大型書店に置かれているケースが多く、令和3年度ならば以下の書店に置かれています。
本屋で直接購入したい方は、販売状況を調べてから現地に向かいましょう。
願書は出願期間に近い「6月下旬あたり」から発売され始めます。
本屋の「日本語教育関連コーナー」に大抵置いてありますね。
残念ながら有料の願書で、定価は400円。
税込10%の世界ならば440円します。
願書を記入
願書を記入しましょう。

具体的にいうと
- 名前
- 連絡先
- 生年月日
- 職業
- 受験目的
を記載します。
注意点は「姓」と「名」を分けること。
決して「姓」と「名」を同じ枠に収めてはなりません。
また、願書には写真も必要です。
サイズは
縦4 cm 横3 cm
です。
受験料の支払い
最後に受験料の支払いです。
価格は「14,500円」。
他試験と比べると高く感じますが、それにはちゃんと理由がございます。
日本語教育能力検定試験は大変ヘビーだからです。
試験は丸1日かかる3部構成の「超大型テスト」。
日程は1日ですが、長時間におよぶので、これくらいする、のです。
支払いは願書セットの「払込取扱票」でおこないます。

支払い場所は郵便局のみで、次の2つの支払い方法が用意されています。
- 窓口
- ATM
どちらか選ぶかで手数料が変化します。
「窓口」の手数料が203円なのに対し、ATMは152円の手数料。
安く抑えたいならばATMで支払うといいでしょう。
ATMの場合は、1番右の「振替払込受付証明書」を切り離し、ATMのマシーンに用紙を入れます。
その状態でATMマシーンにお金を入れて支払います。
支払いが完了したら明細書を保管しましょう。

この明細書を「支払いの証拠」として送りますからね。
郵送する
書類を送りましょう。
送るのは
- 願書(記入済み、写真つき)
- 支払い証明書
の2点。
これを出願セットの封筒で送ります。

発送方法は指定されておりまして、
「特定記録郵便」で送らねばなりません。
切手を貼ってポストに投函するのはアウト。
必ず「郵便局の窓口」にいきましょう。
「特定記録郵便」とは、引き受けを記録して追跡できるサービスです。
郵送物の行方を追えるメリットでございます。
ただし、普通の郵便ではありませんので追加料金がかかります。
普通郵便の基本料に加えて「160円」。
わたしの場合、封筒自体が11.5gだったので、第1種の定型郵便となり、84円の基本郵送料がかかりました。
それに、特定記録郵便の160円の追加料金を加算。
結果的に、計244円で送れました。
これでようやく出願完了です、お疲れ様でした。
いやー、ふう。
最後に出願費用をまとめます。
- 願書セット440円
- 出願料 14,500円
- ATM手数料 152円
- 特定記録郵便による発送費用 244円
合計で「15,336円」かかりました。
日本語教育に興味がある方はぜひ応募してみてください。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。
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