ネット簿記試験へ申し込みで知っておきたいのが「リテイクポリシー」です。
ネット簿記試験に1度不合格になり、再受験を申し込む際にはこのポリシーを遵守せねばなりません。
もし、リテイクポリシーに違反してしまうと、次のエラーが出現して申し込みできないでしょう。

リテイクポリシーに違反します。受験予約中、もしくは前回受験時から1日経過していない場合は予約できません。
これは一体どういうポリシーなんでしょうか?
公式ページに詳細が書いてありませんでしたので、実際に検証してこのリテイクポリシーの真相に迫ってみました。
簿記ネット試験のリテイクポリシーとは?
さて、気を取り直してエラー文を再読してみましょう。

リテイクポリシーに違反します。受験予約中、もしくは前回受験時から1日経過していない場合は予約できません。
なるほど。
- 受験予約中
- 前回受験から1日経過していない
という上記2ケースに該当する場合、申し込みができないと書いてあります。
それぞれのケースを紐解いていきましょう。
1. 受験予約中
これはテストに申し込み、予約している状況を指しています。
つまりは、申し込んだけれども、まだテスト本番が終わっていない態です。
これ、簡単にいってしまうと、
試験が終わらないと、同じ検定試験に申し込めないこと
を意味しています。
ちょっとわかりづらいので具体例を紹介します。
例えば、現在は5月8日で、一週間後の5月15日に簿記三級のネット試験に申し込んで予約中だとします。
じつは、この受験者は、すでに3回簿記に不合格になっているので、少々いじけてしまったのでしょうね。
「どうせ、もう一回落ちるだろうからその1週間後にも3級に申し込んでおくか」
と、まだ試験が終わっていないにもかかわらず、同じ検定の級を申し込もうとしました。
こういったシチュエーションで、リテイクポリシーの違反のエラーが出現するのです。
ゆえに、簿記のネット試験では「リテイクポリシー」を解消するために、いったん何らかの形でも(合格でも不合格でも)構いませんので、試験自体を終わらせねばなりません。
2. 前回受験から1日経過していない
受験してから1日経たないと申し込めない、というポリシーです。
例えば、5月15日に受験したんですが、不合格になり、
「ムキーーーーー悔しい」
となって、その日のうちに同じ検定の級を申し込む。これもリテイクポリシー違反となりアウトです。
簿記のネット試験では、不合格になっても慌てず、1日頭を冷やしてから再受験申し込みせねばなりません。
はい、以上がリテイクポリシーの概要です。
このリテイクポリシーの守備範囲を図にしてみると以下のようになります。
試験が終わって、その1日後までは同じ検定の再受験申し込みはできません。
そして、不合格を見越して、試験が終わる前から再受験申し込みすることもかないません。
要は、まあ、
そう簡単にポンポンと何度も受験させてもらえない
ということ。
このリテイクポリシーがネット簿記試験に不合格になってしまった受験者の頭を冷やす役割を担っていたのです。
もし、(わたしと同じく)不合格になってしまっても、慌てず、リテイクポリシーを守りながら再受験してみてください。
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これから受験される方はよかったら参考にしてみてください。
それでは!
Ken

スーパー勉強家。独学でテストをハックする情報を発信します。